新年度相場見通し:日銀国債買い入れ効果、長期金利は低位横ばい=三菱UFJ証 稲留氏
2014年 03月 31日 14:31 タオバオ代行
[東京 31日 ロイター] -
<三菱UFJモルガン・スタンレー証券 債券ストラテジスト 稲留克俊氏>
新年度の10年債長期国債利回り(長期金利)は、低位横ばいを見込んでいる。アベノミクスが多少なりとも寄与し、景気や物価が上向いていく流れは金利上昇要因となるが、日銀の国債買い入れ策が累積的に効いて、金利を押し下げようとする圧力が強まりやすい。
特に年度後半には金利低下が見込まれる。投資家の例年のパターンとして、年度前半に益出し売りが広がりやすい一方、後半にかけては買い戻しが入りやすい。
日銀の追加緩和時期は、消費増税による景気の落ち込みが表れる6─7月が市場コンセンサスだが、当社では物価の見通しと現実の水準とのギャップが意識される10月ごろとみている。
10年債長期国債利回りの予想レンジは0.500%─0.800%。
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